デジタルマーケティングに関わる人に必要と考えられる用語と、注意すべき点などを、「ギフデジ」視点でまとめてみました。学術的な用語の意味よりも、実践的な内容となります。
マストバイキャンペーンとは?
マストバイキャンペーンは、指定商品の購入や、指定金額以上の商品購入を条件に行うキャンペーン です。
商品購入などを条件として、キャンペーン参加の対象者を限定(制限)するため、クローズドキャンペーンの一種となります。※商品購入などを条件としない「誰でも参加」可能なキャンペーンは、オープンキャンペーンと呼ばれます。
指定商品購入をして、 抽選で景品が当たるキャンペーンは?
商品購入などを条件に、「抽選で景品が当たる」マストバイキャンペーンは、「懸賞」と呼ばれます。
ショッピングモールや商店街などで複数の事業者が共同で行う懸賞は、「共同懸賞」と呼ばれます。
それ以外の(単独の事業者が行う)懸賞は、「一般懸賞」と呼ばれます。
「懸賞」とは、抽選やじゃんけんなどの偶然性、クイズなどへの回答の正誤、作品などの優劣の方法によって景品類の提供の相手方又は提供する景品類の価額を定めることをいい、景品類を提供する「懸賞による景品類の提供に関する事項の制限」(昭和52年公正取引委員会告示第3号)により提供できる景品類の最高額、総額などが規定されています。「懸賞」のうち、一定の条件の下で複数の事業者が共同して行うものは「共同懸賞」、それ以外の懸賞は「一般懸賞」と呼ばれています。
(出典) 景品に関するQ&A | 消費者庁
一般懸賞と共同懸賞では、景品で利用できる商品の最高額と、景品類の総額の限度額が異なります。(景品表示法[景表法]で定められています。)
一般懸賞は、指定商品の購入や指定金額以上の商品購入などの取引金額が、5,000円未満と5,000円以上の場合で景品類限度額が変わります。
一般懸賞の対象となる取引金額が、5,000円未満の場合、景品類の最高額は、取引金額の20倍までとなります。(100円の商品を購入して、抽選に参加できる場合のキャンペーンでは、2,000円の景品が最高額となります。)
一般懸賞の対象となる取引金額が、5,000円以上の場合、景品類の最高額は、一律で10万円までとなります。(5,000円の商品を購入して、抽選に参加できる場合のキャンペーンでは、10万円までの景品が最高額となります。また、1万円の商品を購入して、抽選に参加できる場合のキャンペーンでも、一律の10万円までの景品が最高額となります。)
また、一般懸賞の景品類の総額は、指定商品の購入や指定金額以上の商品購入などの懸賞に係る売上予定総額の2%以内とされており、景品類の最高額と総額の両方を遵守する必要があります。
共同懸賞では、指定商品の購入や指定金額以上の商品購入などの取引金額に対し、景品類の最高額は取引価格に関わらず一律で30万円まで、 景品類の総額は売上予定総額の3%以内とされています。
くわしくは、景品に関するQ&A | 消費者庁で確認して下さい。
商品を購入すると、必ず景品がもらえるキャンペーンは?
指定商品の購入や、指定金額以上の商品購入を条件に、必ずもらえる景品は「総付景品」(そうづけけいひん)と呼ばれます。(景品表示法[景表法]で定められています。)
総付景品は、一般的には「ベタ付け景品」と呼ばれていることもあります。
また、指定商品の購入や指定金額以上の商品購入を条件にはなっていても、応募や引換登録を行わないと景品がもらえないキャンペーンの景品も、総付景品となります。
応募や引換登録をすることではなく、抽選(じゃんけんやゲームなどの偶然性)や、クイズ回答の正誤、コンテスト等での作品など優劣で決まるものが懸賞となり、一般懸賞や共同懸賞として分類されます。
総付景品においても、景品で利用できる商品の最高額と景品類の総額の限度額が、景品表示法[景表法]で定められています。
総付景品の対象となる取引金額が、1,000円未満の場合、景品類の最高額は200円までとなります。
総付景品の対象となる取引金額が、1,000円以上の場合、景品類の最高額は、取引金額の20%までとなります。
指定商品や指定金額以上の購入は、デジタルプロモーションで、どの様に判定するの?
マストバイキャンペーンでは、指定商品の購入や指定金額以上の商品購入の条件を満たしていることを示す証憑が必要となります。マストバイキャンペーンでは、この証憑を発行できる・渡すことができる・照合(判定)する事ができるかがポイントとなります。
店舗やショッピングモールなどの商業施設などで行うリアルなキャンペーンでは、指定商品の購入や、指定金額以上の商品購入を条件に、抽選券(応募券)や抽選補助券などが配布されます。
ガラポンや抽選Boxのくじ引きなどでは、抽選券や抽選補助券は、抽選のたびに回収されます。また、レシートで購入金額や対象商品の購入有無をチェックした後は、レシートにスタンプなどが抽選済みの押され、再度、抽選の列に並んでも、レシートが抽選済みであることがわかります。
デジタルキャンペーンでは、上記の代わりに、指定商品の購入や指定金額以上の商品購入を条件に、ユニークなシリアルコードやQRコード(近年はシリアルコードの要素を埋め込んだ可変QRコード)を配布するケースが多くあります。
販売員や店舗スタッフやレジ対応者が、指定商品の購入や指定金額以上の商品購入を判断し、用紙等を受け渡すことが可能な場合は、ユニークなシリアルコードやQRコードが印字された、シートやカードサイズの台紙を受け渡し、抽選券(応募券)や抽選補助券などとして利用する事ができます。
販売員や店舗スタッフやレジ対応者が、指定商品の購入や指定金額以上の商品購入を判断し、用紙等を受け渡すことが困難な場合は、ペットボトル飲料の販促に使われるようなユニークなシリアルコードやQRコードが印字されたシールで対応したり、POSレジで印字されるレシート上にユニークなシリアルコードやQRコードが印字することが多くあります。
他方で、POSレジでレシート上にユニークなシリアルコードやQRコードを印字するためには、POSレジシステムの改修や機能追加などの多額のシステム投資が必要となり、この対応を見送ってしまうケースも多々あるかと思います。
ギフデジは、QRコードやシリアルコードを使用したキャンペーンでの利用消込は勿論、レシート等の独自のロジックで抽選済みの判定を行います。また、メールアドレスは連絡・通知の手段として利用しますが、無数に取得できるメールアドレスがキャンペーンのID(アカウント)作成や管理にそぐわない場合は、SMSによる電話番号認証やLINE等のソーシャルログインを利用することも可能です。不正の多いメールアドレスのブロック機能なども用意しております。
もちろん、POSレジ事業者様の負担を軽減することも可能ですので、ギフデジまで、お気軽にお問合せ頂けると幸いです。
ギフデジは、QUOカードPay、Amazonギフト券、Apple Gift Card、Google Play ギフトコードなどのデジタルコードを、サービスの申込み・各種成約・資料請求・アンケート回答・ユーザー登録・商品購入(マストバイキャンペーン)・Twitter(フォロワー&リツイートキャンペーン)・LINEおともだち登録などのインセンティブ(景品・謝礼)として、デジタルプロモーション・デジタルキャンペーンの効果を加速させるプラットホームサービスです。
過去の事例や最近のトレンドなどは、ギフデジをご参照下さい。
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